おやじのひとりごと

「僕はこうしてPTA会長になった」

忙しい朝、「お母さんアンケート今日までだから早く書いて」「ハイハイはい」僕がPTA会長になってしまった発端である。参観日のあった日、妻が「PTA会長をやることになった」と、僕は「応援するから頑張れよ」とエールを送った。その後衝撃の一言が「私じゃなくて、パパが」僕は「・・・」妻が「はい」に〇をして出したアンケート、実は本部役員立候補のアンケートだったのだ。こうして、不安いっぱいの中、僕の会長活動が始まった。僕以上に周りの副会長や役員たちの方が不安であったに違いない。「この人は大丈夫なのか?」自分なりにできることを色々やってみた。そして一年後、多くの皆さんのご協力により、無事僕の会長生活は終わった。皆さんに大感謝です。
その後、紆余曲折があり、今は、市P参与としてPTA活動をさせてもらっている。PTA活動はつごう五年目だ。志を一緒にする仲間たちと、大好きな子どもたちのために活動ができる。幸せなことだ。
最後に、これから役員になってしまうかも知れない皆さんへ。まず、学校から来たアンケートは時間があるときによく読んで回答してください。そして、役員は是非やってみてください。確かに大変ですが、必ずヘルプマンは現れます。貴重な経験ができるはずです。
来年、僕はPTA卒業の予定です。今は、「はい」に〇をし、貴重な経験の機会を作ってくれた妻に感謝です。ありがとう。

「やっててよかったPTA」

「今日授業参観あるけどどうする?」等の学校行事の妻の問いかけにいつも任せるわ~の一言だった私。 ある時「PTAの会長候補に選出されたから、よろしく!」「マジで!!」等の会話があったのは4年前の話し。なんだかんだあって、昨年は副会長、そして今年度は会長として活動させてもらっているけど、初めは何をして良いのか、全く分からないまま始まったPTA活動。やり始めると大変だけど思った以上に楽しい。何より「今日の何々どうだった?」など、子どもとの会話が確実に増えた。やってて良かった公○式じゃないけど、やって良かったPTA活動に今はなっている。やる以上は、皆と協力してそして何より楽しんでやろうと心に思う今日この頃。

親子の会話

「わかってるよ!」が口癖。
「わかってないから言うんでしょ!」が口癖

中学3年生の長男。「宿題終わったの?」「早く片付けなさい!」「いつまで寝てるの!」小さな頃から頻繁に言っている日常的会話。ここ2年くらいの間に子どもからの「わかってる!」が多くなってきた。「わかってないから言うんでしょ!」も多くなってきた。
受験生という難しい時期だから?世間でいう反抗期だから?あれやこれやと考えてみるが、どうもこれといった決めても見つからない。どうしたら素直に聴いてくれるのか…試験の点数が悪いとついつい「頑張れ!」「しっかりしろ!」「時間がないんだ!」と言ってしまうだけで他にかける言葉が見つからない。
そんなある日に、ある出来事からトラブルが起きた。理由を話そうとしない息子が言った一言は「言ったってどうせ信じてくれないじゃん」
ハッとした。この子は信じてもらえてないと思っているんだ。「親を拒絶」しているのではなく「親に拒絶されている」と思い込んでいるのかも。
受験というプレッシャーの中でどれだけの孤独を味わってきたのだろう。どれだけ自分への信頼(自信)を見失ってきたのだろう。そんな風に思たら胸が苦しくなり、息子の孤独を想像したら涙が出てきた。
たいした言葉はかけてやれなくとも、せめて話をしっかり聴いて、息子の「今」をしっかり受け止めようと思った。

最近特に気取っている娘のこと

朝の支度に随分時間がかかっている娘。「どうしたの?」と声をかけながら部屋を覗くと鏡の前で髪をいじってる。「いつまでやってるの」というと「だって髪がまとまらないんだもん」と娘。これがイマドキの12歳なのか?と不思議にすら思う私。
「いい加減にしなさい。あんたまだ小学生でしょ!」「もう子どもじゃないもん!」と子どもが言っている。
ふと思い出したこと。私が母に内緒で初めて口紅をつけて一回りおおきな唇をつくってしまったこと。かかとの高いサンダルが欲しくて泣いてねだったこと。子どものくせにと言われて悔しかったこと。親はわかってくれないって言っていたこと。
そう思うとなんだか娘の成長を感じて嬉しくなってきた。

たくさんの「やりたいこと」

「大きくなったらパティシエになる!」そういう5年生の娘の言葉に、思わず知り合いのケーキ屋さんに工場見学をお願いしようかと考えた。6ヶ月後の娘の夢は漫画家だった。文房具店を何軒もまわって探してきたGペン。どこで調べてきたのかしらないが3ヶ月後にはどこかにしまいこんでしまっていた。
私将来はファッション系に進みたい!と目をキラキラさせている娘を見て微笑んでしまう私がいる。
最近のニュースでは「ゆとり世代」とか「若者の無気力」などという言葉を耳にするが、娘の顔を見ているとまだまだ捨てたもんじゃない。まっすぐに思いのままに前進してほしいと思う。「やりたいことをハッキリと口にできる」娘でよかったと思う親バカな私に苦笑しているのだ。